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2021年6月2日
ロサンゼルス カリフォルニア
スタジオ地図は、細田守監督による待望のアニメーション映画『竜とそばかすの姫』のフル国際版予告編を公開いたしました。本作は2021年7月16日より東宝配給にて日本全国で公開予定です。
本作は細田監督の9作目の長編作品です。前作『未来のミライ』(2018年)はカンヌ国際映画祭「監督週間」でワールドプレミア上映され、アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネート、アニー賞最優秀長編アニメ映画賞を受賞いたしました。新作となる本作でも、細田監督ならではの独自のビジョンが存分に発揮されており、哲学的な深みと鮮やかなスタイルを兼ね備えた感動的な成長物語として、『サマーウォーズ』(2009年)など過去作でも描かれてきたテーマをさらに深く探求しています。
『竜とそばかすの姫』は、日本のアニメーション史上初めて、国際的なトップクリエイターたちを結集させた作品です。『アナと雪の女王』や『モアナと伝説の海』などのディズニー映画を手がけたキャラクターデザイナーのジン・キムが主人公のキャラクターデザインを担当。英国人建築家・デザイナーのエリック・ウォンが細田監督のデザインをもとにかつてない仮想世界「U」を創り上げました。また、アカデミー賞ノミネート作品『ソング・オブ・ザ・シー』『ブレンダンとケルズの秘密』『ウルフウォーカー』で知られるアイルランドのアニメスタジオ「カートゥーン・サルーン」のトム・ムーア監督とロス・スチュワート監督が、仮想世界を舞台にしたファンタジーシーンを担当しています。
プロデューサーは、細田監督の長年のパートナーであり、スタジオ地図代表の斉藤優一郎氏が務めます。
ストーリー
高知県の自然豊かな村で父と二人暮らしをする17歳の女子高生・すず。幼い頃に事故で母を亡くして以来、かつて母と何より好きだった歌を歌えなくなっていました。
歌を作ることだけが心の支えだったすずは、ある日親友に誘われ、世界中に50億人以上のメンバーを持つインターネット上の仮想世界「U」に参加します。「U」の中ではアバターである「AS」として別の人生を生きることができ、現実では歌えないすずも、「AS」の「ベル」として自然と歌えるようになります。ベルはその歌声でたちまち世界的なスターへと上り詰めていきます。
世界中のASが見守る中、ベルの巨大コンサートが開催されたその日——「竜」と呼ばれる謎の存在が突如乱入します。荒々しく傲慢な竜によってコンサートは台無しにされてしまいますが、竜がなぜそれほど苦しんでいるのかを知りたいと思ったベルは、そっと竜に近づきます。一方、竜もまたベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていきます。
やがて、竜の正体(アンベイル)を探す動きが世界中に広がっていきます。正義の守り手を名乗るASたちが竜を執拗に追い始め、竜は「U」でも現実でもバッシングの標的となっていきます。それでもベルは、竜を見つけ出しその心を癒したいという思いを強めていきます。
現実世界の片隅にいるすずの声は、何十億もの人々の中のたった一人に届くのでしょうか。二つの世界が一つになった時、奇跡が起きます。
もう一つの現実。もう一人のあなた。あなたはもう一人じゃない。

細田守監督プロフィール
1967年生まれ、富山県出身。1991年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、アニメーターを経て監督へ。1999年に初の劇場作品『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(2000年)を監督。その後フリーランスとなり、『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(2009年)を監督し、国内外から高い評価を受けました。
2011年にプロデューサーの斉藤優一郎氏とともにスタジオ地図を設立。以後、脚本・原作も手がけた『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)、『バケモノの子』(2015年)を監督。最新作『未来のミライ』(監督・脚本・原作)は第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」に出品され、第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞、第76回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネート、第46回アニー賞独立アニメ映画賞を受賞しました。
スタジオ地図について
スタジオ地図は、細田守監督の拠点として『おおかみこどもの雨と雪』の制作期間中に設立されました。スタジオ名「地図」は細田監督自身が命名したものです。細田作品の主人公たちは、自らの意思で未来を選び切り拓こうとする力強い生命力を持っています。
「映画とは、多くの人が集う公園のように社会に開かれたものであるべき」というのが細田監督の映画哲学です。スタジオ地図は、その思想と哲学、そして作品を大切に育む場所です。代表作として『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』が広く知られています。
Twitter:@StudioChizu
http://www.studiochizu.com
